宮本 伸吾 自己紹介

障子の使われ方・和にも洋にも合うのです

2017/12/02(土) すべて

さて、最後に障子の使われ方についてご紹介します。
障子といえば、和室に使う建具、とは一概に言い切れないのが障子の魅力です。 実は和
にも洋にも合うのです。

ミヤワキホームの展示場のひとつである「もみじ」もカーテンではなく、どこもかしこも
障子を用いています。
リビングには、「吉村障子」と呼ばれる大きな障子が建て付けてあります。吉村障子とは
、建築家の吉村順三氏が提案した建具であり、縦・横の部材を太めに・同じ幅に揃えて組
んでいます。また、数枚並んでいても遠くから見ると1枚に見えるのも特徴です。 ちなみ
にもみじのリビングにある吉村障子は1枚が大きくて、だいたい、普通の障子を2枚並べ
た大きさが、吉村障子では1枚に当たるんですよ。
存在感のある大きさの障子ですが、部屋全体に和とも洋とも決め付けられない雰囲気が出
ます。どこか特別な印象を受けるはずです。

また、もみじで使用されている障子紙は「タフトップ」といって通常の和紙よりも破れに
くくできているのが特徴です。

その他、もみじの和室の障子は縦の寸法が少し短く、低めに設定されています。 他にも
、洗濯室の地窓にも障子が設けてあります。 窓の大きさによって、障子の大きさも様々
に作ることができるんです!

光の加減によって、いろいろなものが映るのもおもしろいですよ。

障子の魅力が少しでも伝わったでしょうか。 今までのお客様でも、障子のみを用いたお
家もあります。 気になる方は、ぜひスタッフまでお気軽にお尋ねください。

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