宮本 伸吾 自己紹介

コンパクトながらも広々で上品なお家

2017/02/09(木) すべて

今回は高岡の家 もみじの間取りについてです。

高岡の家 もみじのコンセプトは「子育てを終えた夫婦が2人でゆっくり過ごす」というも
ので、落ち着いた雰囲気が印象的です。
落ち着いた雰囲気を出してくれるのは、天井・屋根が低い、というのが最大のポイントで
す。
また、高岡の家 もみじには、小さくつくって大きく暮らすポイントがたくさん詰まった
間取りなのです。順にご紹介していきます。

まず、リビングの床と同じ高さにつくられたウッドデッキ。外でも内でもない空間をつく
りだして庭との一体感ができるので、リビングをさらに広く感じることができるのです。
次にリビングのゆるやかなカーブの吹き抜け。吹き抜けを設けることでのびやかな視界を
つくりだすことができます。天井が高いと、開放感を感じられるんですよ。
そして、こもり部屋とよばれる一人の空間を楽しめる、隠れ家のような書斎スペースも、
リビング、こもり部屋、和室から外へ視線の抜けをつくることで、広く感じることができ
ます。

ちなみにリビングからは、どこへでもアクセスできるようにつながっていて、お家のなか
をグルッと一周することができるのです。このつながりが動線を短くし、各部屋へ移動し
やすくなるコツであり、コンパクトながらも広く感じられる工夫なのです。

キッチンは、対面式が人気ですが高岡の家 もみじはL字型キッチンです。広々と使えると
いうポイントがありますが、高岡の家 もみじでは別の目的があります。….それは、対面
式のように家族の気配を感じてお料理をするのではなく、奥様がお料理に集中して他の気
配を気 にせず、ホッとできるようにされているのです。

当初は、平屋建てを検討していたこともあり、1階にみどころポイントがたくさんあるの
ですが、では2階はと言うと、巣立ったこどもが家族を連れて帰ってきたときに寝泊りで
きる寝室として、和室を3部屋設けています。普段は生活するための部屋というよりも、
予備室としてつかうことができます。

ちなみに高岡の家 もみじの坪数は、1階が約30坪、2階が約14坪です。2人で暮らすにはち
ょっと大きいのですが、こどもが家族を連れて帰ってくることがどれだけ嬉しいか…と設
計士さんがおっしゃっていました。

以上、高岡の家 もみじの間取りについてご紹介しました。

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