宮本 伸吾 自己紹介

受け継がれる「四季」の景色。リノベーションで生まれ変わった、ある引き戸のお話

公開日:2026/08/21(金) 更新日:2026/08/21(金) すべてすべて

こんにちは、宮本です。

新しいお家に足を踏み入れたとき、ふと目を引く素敵な建具(引き戸)に出会いました。 こちらは、リノベーションの設計で新しくつくられた2階セカンドリビングの引き戸です。

木の温もりを感じるシンプルな仕上がりですが、一番のポイントは、そこにはめ込まれた「型板ガラス(模様ガラス)」です。

実はこのガラス、新しく購入したものではありません。 リノベーションする前のお家で、長年大切に使われていた建具から丁寧に取り外し、再利用したものなんです。

昭和の時代に多く作られたこのようなデザインガラスは、現在では生産されていないものが多く、今となってはとても貴重な存在です。長年このお家を見守ってきたガラスには、お施主様にとってもたくさんの思い出が詰まっているはず。

そして、このガラスの模様をよーく見てみると……実は4枚それぞれ、違う柄になっているんです。

 

四季を感じられる模様ガラスを使った建具(引戸)

 

この模様、実は「日本の四季」を表しています。

  • 右上(春): ひらひらと舞う、かわいらしい「桜の花」

  • 右下(夏): 涼しげで華やかな「七宝・幾何学模様」

  • 左下(秋): 鮮やかに彩る「紅葉(モミジ)」

  • 左上(冬): しんしんと降る「星空・雪の結晶」

右上から時計回りに、春・夏・秋・冬と、1枚のドアの中で季節がめぐっているような、遊び心と情緒にあふれたデザインになっています。光の差し込み方によっても表情が変わり、セカンドリビングにふんわりと優しい光を届けてくれます。

新しく快適な空間へ生まれ変わらせながらも、ずっと家族を見守ってきた思い出や歴史を大切に残していく——。これこそが、リノベーションならではの醍醐味だなと改めて実感しました。

このセカンドリビングをはじめ、見どころがたくさん詰まったお住まいの見学会を開催いたします。 古いものの良さを活かした空間づくりや、心地よい暮らしのアイデアをぜひ現地で体感してみてください。

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