宮脇 友基 自己紹介へ

明日は1月17日です。大地震が起こった日です。

2020/01/16(木) すべてすべてすべて

こんばんは、友基です。

 

明日は1/17、阪神大震災が起こった日です。当時、私は小学生。初めて地震というものを実感した日でした。

怖かったのでしょう、その後しばらくはドアが閉まる音で地震を思い出していたようで、母親に「そっと閉めて…」と話していたことを覚えています。

 

時を経て、いま家づくりに関わる身として阪神大震災を思うと背筋が凍ります。いまこのブログを書きながら当時のニュース映像、ラジオ中継の音声を聞いています。鳥肌が止まりません…。

 

 

もし、いま富山で同じような地震が起こったら…。明日、地震が起こったら…。自分に何ができるだろう、何をしなければならないだろうか…。

ミヤワキホームはまだまだ小さな会社です。消防でも自衛隊でもない。けれども、少しでもできることをやらねば、地域の工務店として責任を果たさねばならないと考えています。

まだまだ会社として災害対策は未熟なレベルですが、少しずつ強化していきます。少しずつ強化していくことをお約束します。

 

 

以前、高名な地震学者の講演を聞きに行きました。分かり易い講演でした。

 

「あのね、皆さんね、大丈夫ですよ。いつ地震が起こるか、どんな地震が起こるか不安でしょう。大丈夫です、日本に住んでたらいつでもどこでも大地震が起こります。なので不安を解消しに私の話を期待しないでくださいね。いいですか、日本のどこに居ても明日大地震が起こりえますからね。」

 

冒頭のこの一言しか覚えていませんが、それくらいに分かり易く強烈なメッセージでした。

 

 

富山県は幸いにして災害が少ない地域です。ですが、それが故に危機意識も低い。非常に低い。

学生時代に静岡県の友人たちと話していましたが、彼らはやはり小学生のころから地震に対する備えの教育を受けています。ですので、防災意識が全然違うことを強烈に感じたことを覚えています。

 

そんな中でいま私ができることは、ご縁のあるオーナー様、興味を持ってくださっている皆さんに危機感を持ってもらえるように声を挙げること(つまり、こんな風にブログを書くこと)。

 

明日は1月17日です。ご家族や同僚の皆さんで話し合ってみてください。「いま、大地震が起こったらどうする?大災害が発生したらどうする?」そんな会話がまずは大切です。

イオンに行けば防災バッグが売っています。ホームセンターにも売っています。買ってきておくだけでも安心です。

 

ちなみに、東日本大震災を経験した私としてはトランプやおもちゃをバッグに入れておくことをお勧めします。被災してしばらく経つと疲れてきます。多少の心の余裕も必要、なのでトランプがあればちょっと笑顔になれますし、おもちゃがあれば小さい子供をあやすこともできます。

 

どうか明日はご家族や同僚の方と「いま、大地震が起こったらどうする?大災害が発生したらどうする?」そんな会話をなさってください。

 

当時のニュースをまとめたサイトがありました。これも見てみてください。

https://www.asahi.com/special/hanshin-shinsai117/

 

 

会社としていま出来ていることを記載します。

 

・データのバックアップ 

 クラウドだけでなく、物理的に安全な別の場所にデータを保管し、自動更新。

 万一、事務所のサーバーが壊れてもネットにつながれば過去データを利用できます。

 

・発電機の購入

 災害時にやはり、PCが必要。PCとプリンターがあれば情報整理が格段に早まります。

 PC対応の発電機は用意済み。

 

・水、食料の備蓄

 周りに配れるほどではありませんが、ほんの少しだけ備蓄しています。まずは会社を開けることがオーナーさんへの安心につながります。

 

・オーナーさんの自宅把握

 毎年、夏と冬に社員総出でご挨拶周りをしています。アナログですが、こうしていれば地図データがなくなったときでもオーナーさんの家の場所が記憶で分かります。

 アナログですが、万一のときにはアナログが一番。

 

・他県の工務店と協定締結

 災害時に応援し合う約束をしました。

 

まだまだ未熟な状態ですが、少しずつ強化していきます。

 

 

では、また。


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