宮本 伸吾 自己紹介

新展示場「やよい」の構造にズームアップ

2017/02/13(月) すべて

さて今回は高岡市戸出にて3月にオープンする新展示場「やよい」の構造についてです。

まず、やよいの外観を見てみましょう。
なんだか絵に書いたような可愛い形ではないですか? これは、総二階という形で、いわ
ゆる箱型のお家です。 現在展示場の一つである、「高岡の家 若葉」もそうですね。 1階
の天井の上にそのまま2階が乗っている、という感覚だと思います。
1階と2階の床面積がほぼ一緒なのです。 総二階は、工夫をすることでストンとした単純
な形から、グッとかっこいい印象になります。
やよいの外観のポイントは…

①部分的な引き込み…下屋を設けて玄関をつくるのではなく、1階の一部として玄関を引
き込んでいます。
箱としての形をくずさずに、奥行が出ます。

②バルコニーをつける…形は箱のまま、外観のアクセントになってくれます。

でも実は、意匠という表面的なことを考えただけの構造ではありません。 日本には豊か
な風土がありますよね。 それにともなって、地震や台風がおきることも必然です。 だか
ら、安定性のあるシンプルな長方形平面になりました。
また、屋根にも注目してください。 屋根の重要な役割といえば、生活から雨や雪を防ぐ
ことです。 だから屋根に勾配をもたせてしっかり軒をだして 降った雨や雪を落とすこと
がポイントですよね。 それを考えた結果、切妻型の三角屋根になりました。 ちなみにや
よいの勾配は6寸(6/10)です。

もう少し詳しいことは、また後日のコラムにてご紹介します。
以上、「やよい」の構造についてのご紹介でした。

2/18(土)、2/19(日)に新展示場「やよい」のはじめての見学会を開催します。 ミヤワキ
ホームの一棟一棟、細部までこだわった匠の家づくり。 真心をこめた現場づくりなども
いっしょにご覧いただけます。 お出かけの際に、お気軽にご来場ください。お待ちして
おります^^ 詳しくはこちらから。

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