宮本 伸吾 自己紹介

その②木造のお家ってどうなの?環境編

2017/06/08(木) すべて

今回は住まい心地、つまり環境についてご紹介します。

展示場や見学会にいらしたお客様から、「木はイイね~!」というお声をよくいただきま
す。
香りがいいのはもちろんだと思いますが、室内環境も抜群なのです。
足触りに関しては以前のコラムでお伝えしましたが、他にも良いことがあるのです。

①よく眠れる
A4の杉パネルを2枚つなげたものを枕元において眠った実験で、A.無垢材、B.合板、C.置
かないと3つ条件をそろえて眠ってもらうと、Aの無垢材パネルで睡眠の質、特に寝つきが
いちばん良かったという結果が出ています。

②乾燥しにくい
木材は、空気の隙間を含んでおり、水と仲良しの性質があります。そのため空気中の湿度
が高いときには水蒸気を吸収し、低いときには水蒸気を放出するので室内の湿度を保つこ
とができるのです。正倉院の木製の箱のなかで宝物がカビなどの被害に遭わず良好な状態
で保存されていたのはこのためだそうです。

他にも人体への良い影響があります。たくさんあり、長々となるのでまたご紹介したいと
思います。

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