

仏様、あまりにも無常です。
5月3日、当社のお客様・宗林寺住職(桂 真さん、35歳)が突然心筋梗塞で亡くなられました。
家族思いでやさしく、子ぼんのうの上、人一倍働き者の住職は、朝のお勤めの最中に、突然倒れられそのまま亡くなられたそうです。しかも、子供達の前で倒れられ、子供達がママを呼びにいったとか・・・
余りに余りに無常ではないでしょうか。
桂さんご夫婦が、
「今度、城端の実家に戻り寺を継ぐので、少し住まいを直したいから相談にのってほしい」
と、ある人の紹介で会社を訪ねてくださったのが5年前。
「門徒の皆さんに余りご迷惑を掛けたくないのと、寒がりの妻の要望も良く聞いて、この予算の範囲内で・・・」と、遠慮がちにお話されました。自分達の思いを私がノートに取り、段々ページがいっぱいになっていくのを、キラキラした目でご覧になりながら語られたのが昨日のようです。
新居が出来、城端に戻られてからも平日はトラックの運転手、土日は檀家周りをされる桂さん。
奥さんと共に懸命に働き、2人のかわいいお子さんにも恵まれ、幸せ一杯!元気一杯!
春先、高岡の街中で偶然にお会いしたときも、元気に笑顔で話されていたのに・・・・・
何かの間違いではないか・・・
こんなに辛い通夜式は始めてでした。
お参りさせてもらいながら、気付かせてもらったことがあります。
現在自分は54歳。桂さんより19年も長生きさせてもらっています。
自分も家族もみんな元気ガンガン!かわいい孫にも恵まれました。
会社は、おかげ様で本当に良いお客様に・・・、元気な社員たちに・・・そして立派な職人たちにめぐり合い、こうして元気に働かせてもらっています。
「なんて恵まれているんだろう。」
それなのに、いつも不足をいっている自分・・・
あれが足りない!
誰それが悪い!
これが違う!
責任他人論で文句と愚痴ばかり言っている自分・・・情けない・・・・
こんな自分の姿に気付きました。
35歳の若さで大切な家族を残し、人生・志途中で旅立たれた桂さんを思うと、
本当に恥ずかしくなりました。
そして「生かさせて頂いているわが身」こんな言葉がふと思い浮かびました。
「何としても、桂さんの恩に報いる為にも、真剣に生きます。生かさせてもらいます。」
桂さん、ありがとうございます。
ご冥福をお祈りいたします。合掌・・・
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