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プレカット工法は好きではありません。
「家族と暮らす家だから、
 耐久性・安全性を確保するのが最優先です。」

法隆寺も東大寺も木造在来軸組工法
木造在来軸組工法
木造在来軸組工法

  日本海側に位置する富山は、太平洋側よりも家屋には厳しい気候条件がそろっています。
  1. 梅雨の時期を含め、湿度が年間を通して日本で一番高く家屋を傷めやすいのです。
  2. 冬は湿気をいっぱいに含んだ重い雪が降り、屋根に積もった積雪は、日本中で構造計算上、一番重い値になります。(一軒の雪の重さが約70tにもなります)

 このように、家屋の寿命を縮めるような気候条件の中で、残っている古い民家や社寺仏閣は、古き良き木造の伝統的な工法で建てられたものばかりです。 プレハブ等の新しい工法が色々出てきていますが、雪国富山に適しているかどうか判断がつくまでには、これから更に50年余りの歳月が必要でしょう。経年変化とともに強度が低下するコンクリートや、耐用年数に疑問がある集成材とは違い、無垢の木は長年にわたって強度が保たれています。

 ミヤワキ「理想の家」は、伝統ある木造在来軸組工法。柱、梁を、天然木材の太い木材を古来伝統の仕口で組み、建ち上げる工法です。日本の伝統建築物を支えてきたのは、無垢の木材から作られた柱と伝統的な建築工法です。長い歴史の中で、山の中から切り出された無垢材は、何十年何百年の風雪に耐えることが証明されています。

 


見えないところも全て4寸角の柱

4寸角の柱
  一般的に木造軸組の柱には、等通柱に4寸角(120×120)、管柱に3寸5分角(105×105)の柱が使われます。太い4寸角の柱の方が丈夫ですが、予算の関係もあってか、柱を全て4寸角で仕上げることは全国単位の大きいハウスメーカーあまりないようです。
 もちろん、それ以上に太い柱を使うという考え方もありますが、過去の経験から、全体的なコストの問題、木材の市場性等を考えても、4寸角で十分と考え、全ての柱を4寸角を採用しています。

 積雪にも地震にも強い家を支える基本は、やはりしっかりした柱に他なりません。しっかりした柱があってこそ、筋交いや補強金具も活きてきます。
 


瓦屋さんの屋根は和瓦

和瓦
  富山の気候風土に合った住まいを考えると、やはり屋根は和瓦に行きつきます。瓦屋さんは、自分の家を建てる時には洋瓦・コロニアル・ストレート瓦は絶対に使わないとよく言います。平たい形状の洋瓦や平瓦は、雨が多いと裏に水が回ってしまい家が腐る原因になります。コロニアルやスレート瓦は塗装の劣化によって、10年あまりで塗り替えが必要になるので耐久性が、疑問視されます。

 それに比べ和瓦は、曲面曲がりが大きいのでくぼみに雨水が集まりスムーズに流れる上、瓦の葺き替えも最低30年は不要です。このように、素材・形の面からも、耐久性の面から考えても和瓦を葺いた家が一番適していると考えます。
 


木をいじめるプレカットではなく、木を活かす職人の技で
職人の技

  「なぜ多くのハウスメーカが使う、手軽なプレカットの工法を使用しないのですか?」そんなご質問をよく受けますが、そのたびにこう答えています。
「手間、ヒマが掛かっても、施主様の汗の結晶のお金で建てられる住まい、柱梁の一本の木の顔を見て(無垢の木の曲がりや癖を見極めて)、ふさわしい場所に使いたいからです。」流れ作業で木の持つ本来の癖も見ずに使う、楽な合わせ木材の集成材には頼りたくないのです。

 現在主流とされるプレカット工法の木材は、機械でカットするため微妙な調整ができず、一階の建て方の時点で金物で補強しなければぐらつい危なくて二階の建て方が出来ません。こんなことは現場の大工さんなら皆知っています。しかし、予算が決まって工事の中では手間の掛かる手刻み仕事は、良いことがわかっいていてもなかなか出来ないし、やらないのがほとんどのハウスメーカです。

 それに対して、熟練の棟梁が確かな目で一本一本の木の癖を見て、現場で墨付けをして刻んだ、無垢の木材で組んだ家には、ぐらつきはありません。確かな高品質の家づくりのためには無垢の木材で、熟練の棟梁が一本、一本の木の癖を見て、職人が手で刻むローテクな作業が一番適しているとミヤワキは考えています。
 


「理想の家」を支える自慢の職人さんたち

  「理想の家」の伝統の技を支えるのは、長年の仕事仲間でもある信頼できる熟練の職人さんたちです。熟練の職人さんの手で組まれた柱、梁は長年の風雪にも揺らぐことはなく、時を重ねてより味わいを深める住まいになるのです。

 ミヤワキの現場では、柱梁の一本にいたるまですべて、熟練の棟梁が一本、一本木のもつ癖を見て、施主様の幸せ願い墨を付け、心を込め仕上げています。 機械化された工場で、合わせ木材の集成材を流れ作業でプレカット機械に通す工法ではこんなことは出来ません。こんな「ものづくりのこころ」を大切していきたいとミヤワキは考えています。

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